現在、トルコのタイル生産の拠点は、キュタフヤだそうだけれど、ローマ・ビザンティン・セルチュク・オスマン朝時代からモスクの壁を飾るタイルの生産地として有名だったイズニックでは、かつて300年程途絶えたタイル生産が、再び行われている。
成分の88%を占めるのが、
写真の白い石の石英(クオーツ)。
この石英が含まれることによって、
セラミックは強度を増し、
色彩の透明度が増すそうだ。
まず、この石を砕いて粉にして、
他の成分と混ぜて,
粘土を作る。
そうして作った粘土を、
写真の様な、タイルやお皿の形にして
一週間寝かせて乾かす。
その後に、素焼きする。
素焼きした皿やタイルに絵を描いて行く。
実は、この絵を描いているのは、
見学した工房の方ではなく、
メインストリートに店を構える女性である。
彼女だけ、筆ペンそっくりの、
軸に顔料をふくませて使う筆を使っていた。
また、写真の様に、
成形の段階で、
装飾をつけて、
絵を描かないタイプもあった。
絵付け後、砕いたガラスでコーティングして、
最高900℃で焼くそうだ、
そして、
やっと完成!